先日、夜10時過ぎに自宅付近のアパートで火事(おそらくボヤ?)があったようで・・・・・近隣の消防自動車が5〜6台集合するということがありました。
実は、私が新松戸という場所に住むようになってかれこれ35年、現在のマンションに住むようになってからかれこれ23年ほどが経つのですが・・・・・過去23年間で、自宅から半径100メートル以内の場所で起きた火災が今回で5件目でした(苦笑)
いくら23年も同じ場所に住んでいるとはいえ、半径100メートル以内の場所で、5件って・・・・・多くないか? ひょっとしてこの場所には地縛霊でもいるのか(笑) と思い、ブログのネタになるかもと思って、ちょっと調べてみました(笑)
松戸市消防局のホームページによると、H26年1月〜11月3日現在の建物火災の件数が56件。したがって、一月あたり、5.6件の建物火災が発生してることになります。この数値が変わらないとすれば、23年間で、5.6×12月×23年=1545件の建物火災が起きている計算になります。
また、松戸市の面積は61.33平方キロメートルですから・・・・・23年間で、1545÷61330000平方メートル=4万分の1となり・・・・・松戸市では、23年間で半径100メートル圏内で1件の建物火災が起こることになります。
ところが、人口密集地での建物火災とそうでない場所での建物火災では、放火を除けば火災の発生率が違いますから、ここで人口の密集率を考慮します。松戸市の人口48万人のうち、新松戸支所管内に住む人口は44000人でしたから・・・・・松戸市の人口の10分の1が新松戸地区に居住していることになります。それに基づいて計算したところ、新松戸地区の人口密度は、通常の松戸市の人口密度の約5倍でした。
したがって松戸市全体では、自宅から半径100メートル以内で建物火災が起こる確率は23年間で1件ですが、人口密度が松戸市の5倍となる新松戸地区では、23年間で5件起こる計算となり・・・・・私の自宅から半径100メートルで起きた建物火災が23年間で5件だということは、結果として松戸市の平均建物火災確率と同じであることになります。
というわけで・・・・・私は、身近な出来事の頻度が高いのか低いのかは、印象や風評で判断するのではなく、あくまでも数値によってデータを検証した上で判断すべきであると考えていて・・・・・・結果として、長期間に渡って事象を検証すればするほど、その確率はモデル計算平均値へと収束していくわけです。ちなみに・・・模試の合格可能性を毎年のように覆して生徒を合格させていますが・・・これには、模試のデータ計算を超えた、私なりの判断基準があるから可能なだけで、決して模試のマスデータを軽視するわけではありません。今年の受験生たちも模試の合格可能性を覆してくれることを祈ります!! この記事が面白かった方は応援クリックをお願いいたします!!