今回は「H26年度 東京学芸大学附属世田谷中学校 算数 6番」です。現在は、買い物をするときにポイントがつくお店が多くなっています。ポイントがどれくらいつくのか考えたり、割引券を利用するといくらで買い物ができるのか考えたりする機会が増えてきています。また、ポイントがつく条件や、割引券が使える条件に注意しましょう。それでは、がんばって解いてみて下さい!
あつしさんとゆうじさんは、服を買いにデパートに行きました。デパートでは、現金で支払った金額30円につき1点のポイントがつきます。ポイントを250点ためると、割引券1枚と交換できます。この割引券を渡すと、1つの商品のみ10%割引きで買うことができます。
あつしさんとゆうじさんは、買いたい商品を以下の4種類の中から選ぶことにしました。ただし同じ種類の商品は2つ以上買いません。このとき、次の問いに答えなさい。
(1) Tシャツ1枚とズボン1本を買うとします。このとき、何点のポイントがつくか答えなさい。
(2) あつしさんがいま持っているポイントは0点で、割引券は持っていません。このとき、最も安い金額の買い物で割引券を1枚もらうためには、どのような組み合わせで買えばよいか答えなさい。なお、商品は2種類以上買ってもかまいません。
(3) ゆうじさんは、いま1万円と割引券1枚を持っていますが、持っているポイントは0点です。これらを使って金額が最も高くなるように商品を選んで買ったとき、何点のポイントがつくか答えなさい。また、どのようにして求めたかについて、言葉や図、式を用いて説明しなさい。なお、商品は2種類以上買ってもかまいません。
答え
(1) 197点
(2) Tシャツ1枚とジャンパー1枚
(3) 329点