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2015年06月27日

塾対象説明会レポート:海城中学校

 海城中学校は、新宿区大久保にある男子の中高一貫校で、平成23年度より、高校募集がなくなり、完全中高一貫校となり、高校から入学する生徒を待たずに先取り学習ができるようになりました。また、平成23年で創立120周年を迎えています。

 海城学園では、「国家・社会に有為な人材を育成する」という建学の精神に基づき、真のリーダーの育成の為に、「新しい人間力」「新しい学力」をバランスよく養う教育を実践しています。

 「新しい人間力」の育成としては、「プロジェクトアドベンチャー」「ドラマエデュケーション」などに取り組み、「新しい学力」の育成としては、「社会科総合学習」「理科の実験・観察・巡検」などを実践しています。

 また、平成24年4月にグローバル教育部が設置され、国際性豊かな人材育成にも、さらに力をいれています。平成26年度より、帰国生入試もA、B、Cと3パターンの入試となっています。平成27年4月には、新しく、秋田国際教養大学から柴田澄雄氏を校長として招き、グローバル教育のさらなる質の向上が期待されます。

 そして新たな挑戦として、医学部をめざす生徒を対象とした「医学部小論文・面接講座」を実施。職業に直結する学部だけに明確な志望動機が重要となるため、社・理・国連携の特別指導で医師を作ることを目指しています。

 知識の蓄積だけでなく、自ら課題を発見し、自分で判断して問題解決にあたり、実践していく力の育成を目標としています。

 ちなみに、エクセレントゼミナールの生徒の海城中学校の累計合格実績は62%(13名受験8名合格)です。


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海城学園のクスノキと2号館。


平成27年度中学入試結果
出願者数
一般入試@ 2月1日  461名(H26年度  481名)
一般入試A 2月3日 1150名(H26年度 1206名)
帰国生入試 1月7日 A 88名、B 24名、C 56名
(H26年度 A86名、B 32名、C 44名)

受験者数
一般入試@ 2月1日 434名(H26年度 454名)
一般入試A 2月3日 831名(H26年度 890名)
帰国生入試 1月7日 A88名、B 24名、C55名
(H26年度 A86名、B 32名、C44名)

合格者数
一般入試@ 2月1日 161名(H26年度 153名)
一般入試A 2月3日 300名(H26年度 286名)
帰国生入試 1月7日 A40名、B 5名、C 19名
(H26年度 A35名、B 9名、C 17名)

受験者平均点(一般入試 国語120点、算数120点、社会80点、理科80点)
一般入試@ 国語89.3点、算数62.8点、社会53.7点、理科46.5点
一般入試A 国語84.3点、算数74.8点、社会48.6点、理科39.6点
(帰国生入試 国語120点、算数120点、社会80点、理科80点、
       総合B120点、総合C60点、英語60点、面接A40点、面接B24点、面接C24点)
帰国生入試 国語71.2点、算数51.4点、社会41.3点、理科65.8点
      総合B51.3点、総合C25.5点、英語35.0点、面接A30.1点、面接B16.8点、面接C16.9点

合格者平均点(国語120点、算数120点、社会80点、理科80点)
一般入試@ 国語96.3点、算数74.6点、社会58.7点、理科52.3点
一般入試A 国語92.6点、算数89.8点、社会54.5点、理科45.5点

合格最低点(一般入試400点満点)
一般入試@ 266点(H26年度 231点)
一般入試A 262点(H26年度 236点)
(帰国生入試Aコース440点満点、Bコース264点満点、Cコース264点満点)
帰国生入試 A278点、B142点、C142点
(H26年度 A259点、B136点、C124点)

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説明会会場の1号館3階の講堂。



平成28年度中学入試について
試験日・募者人員・受験科目
一般入試@ 2/1 145名募集 国語・算数・社会・理科
一般入試A 2/3 145名募集 国語・算数・社会・理科
帰国生入試 1/7  30名募集
 A方式 国語・算数・社会・理科、面接
 B方式 算数・総合、面接
 C方式 算数・総合、英語、面接
※C方式の英語の問題は、自由記述の作文問題

補欠(繰り上げ)合格あり。

総点で合格点に達していても、ある科目の点数が平均点を大きく下回っている場合は、不合格になることもある。

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図書館。


各教科より
(国語)
A、文章読解の問題(文学的文章と説明的文章の大問2題)
 ・文章の大意を正確にかつ速くつかむ訓練をすべし。
 ・各選択肢自体の読解を丁寧にすべし。(☓○の根拠を必ず本文に求める)
 ・記述は必ず言語化し、添削などをしてもらうべし。
 ・出題者の意図を推理すべし。(解答・解説から見ていくのも効果的)
B、漢字・語句の問題(文章読解の一部として出題)
 ・「語彙として使えるように」という意識で勉強すべし。
 ・覚える最初にこそ手間ひまをかけて、正確に覚えるべし。
※答案は出題者と受験生をつなぐコミュニケーションツールと心得よ。

(算数)
@全入試での出題の前提
・頑健な計算力を重視する。
・記述力、プレゼンテーション能力は入学後しっかり身につくように指導する。
A一般入試における出題の理念
・計算力を基盤とした「解ききる力」を見たい。
・受験のために学習してきたであろう事柄を幅広く見たい。
B帰国入試における出題の理念
・一般入試における出題の理念に加え、海外での教育で自分の意見を述べる訓練を多く積んできた受験生の表現力を見る。(ただし、これは数学的表現法を要求するものではない。)
C全入試での出題の意図
・単に計算式だけに頼ることなく、「書き上げる」「数え上げる」ことの重要性を説く。
・初見の問題にもたじろがず、先入観を持たず素直に取り組めるかをみる。
・問題を読み取り、「観察→予測→予想の正しさの裏づけ」ができるかをみる。
※部分点がない解答のみの解答用紙だが、部分点の寄せ集めだと「解ききる力」を見ることができない。また記述式の解答は伝わるように記入するのに時間がかかるので、その分見直しや解ききる力に回して欲しいとの考えから答えのみの解答用紙にしている。

(社会)
・大問1題のみ
(歴史、地理、公民の融合問題)
・論述2〜3題
(合計350字程度)
論述のウエイトが大きいのは、論理的思考力を求めると共に、入学後の社会科総合教科(本校独自の「社会T・U・V」、完全レポートのみでの評価)に対応できる生徒を求めるため。
いわゆる自由論述ではなく、複数の提示資料を組み合わせて論理的に説明したり、学習してきた知識と提示資料を関連づけて考察する。
基本的な知識・理解は必須だが、その上で、初見の資料を活用できる柔軟な思考力・理解力を求める。→学習したことを、それだけがすべてだと思い込んだり、絶対的なこととして固定的に捉えない。

(理科)
物理・化学・生物・地学の4分野で、それぞれ大問1つずつ計4問を出題する。
@問題の特徴
・知識として単純に暗記するだけのものや、最低限覚えておくべきことなどを答える簡単な設問もある。
・単純な暗記だけでなく、「覚えた知識や生活を通しての体験」「問題文や設問に書かれていること」「図やグラフ、表から読み取れること」これらを併せて考え、整理し、文章にまとめるという応用問題もある。
A解く上での注意点
・初めて見るような問題であっても、解くために必要なことや、考え方は与えるようにしているので、問題文・設問・図・グラフ・表を丁寧に読み取る。
・解答は丁寧な字で、筋の通った意味のわかる文章を書くことを意識する。
B受験勉強の留意点
 ・特定の分野に片寄らず、まんべんなく学習する。
 ・難しいことに目を向ける前に、基本的なことを、きちんと頭に入れる。
 ・様々なことに興味・関心を持ち、普段の生活の中で体験できることをたくさんする。
 ・身につけた知識を使って、起きていることがなぜ、どうしてそうなるのかを考える。

(帰国・英語)
 大問2問(英作文)
 ・1問目 2つの意見→どちらを支持するかを述べる。
 ・2問目 文章や資料→意見などを述べる。
 採点については、綴り、文法の細かいミスを減点するのではなく、内容中心で、数段階に分けた基準に当てはめて評価する。

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体育館。


平成27年度大学入試結果(合格者数)
国公立大183名(H26年度166名)
 東京大56名、京都大6名、一橋大17名、東工大9名、東京医科歯科大2名、東京農工大4名、東京海洋大2名、首都大学東京1名、横浜国大10名、横浜市立大2名、千葉大17名、筑波大11名、北海道大2名、東北大7名、大阪大2名 等
私立大
 早稲田大157名、慶應義塾大118名、上智大20名、東京理科大99名、
 明治大67名、青山学院大9名、立教大16名、中央大40名、法政大18名、学習院大2名 等
国公立大医学部43名、私立大学医学部68名 



 最後に、学校説明会の詳細は、 http://www.kaijo.ed.jp/examination/examination_briefing.html まで。

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posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 塾対象説明会レポート2015