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2023年07月14日

塾対象説明会レポート:東洋大学京北中学校

 東洋大学京北中学校は、文京区白山にある男女共学の中高一貫校です。東洋大学の設立者である井上円了によって設立された京北中学校が、2015年から新校舎移転と共に東洋大学附属の共学校となりました

東洋大学京北中学校の正門です。

 東洋大学京北中学校は、哲学者である井上円了の「哲学の基にその他がある」という考えから哲学教育を掲げており、「本当の教養を身に付けた国際人」を育てることを目標にしています。その例としては、中学生の必修科目として”哲学”が設置されていることや、哲学エッセーコンテストの実施、希望者による哲学ゼミの実施などが挙げられます。

 2024年度中学入試は「哲学教育」思考・表現力入試が廃止され、4科入試以外の入試は2/1午後の第2回入試のみとなります。また、加点制度というものがあります。しかし、加点は圧縮傾向にあります。
@2回以上受験した受験生に、2回目以降の受験において加点
A保護者、きょうだいが卒業生または在校生の場合に加点

 2023年度中学入試の出願者数は、入試制度の変更により前年度の698名から大きく減少して528名となりました。
実倍率は、第1回(2/1午前)が3.2倍(4.9倍)、第2回(2/1午後)が3.9倍(3.9倍)、第3回が3.6倍(6.6倍)、第4回が3.6倍(15.1倍)、「哲学教育」思考・表現力入試が8.3倍(7.3倍)です。
( )内は2022年度

 2023年度中学入試第1回 各科目から
国語
昨年度までよりも難易度を上げる意図をもって作問された。具体的には本文をより高度な内容のものとし、選択肢を4択から5択に増やした。しかし受験生の平均点は低くなかったため、今後も出題方針は変更しないと思われる。

算数

出題形式は変えず、難易度を少し上げた。大問の後半の問題は正解率が低く、合否の分かれ目は大問2〜大問5の(1)を確実に正解できているかどうかだった。 
理科
基礎的な学力を問う問題が出題の中心だが、近年は実験について、操作・比べ方・結果などを問う問題が出題されている。今後も出題する方針とのこと

社会
全体として短答式の問題は正解率が高く、知識を問う問題では受験生の正答率に大きな差は生まれなかった。一方で、複数の資料をもとに考える問題で差ができており、受験生はその練習にあたるのがよい。

人工芝のグラウンドと校舎です。

 東洋大京北中学校東洋大学の附属校ですので、東洋大学へ進学する生徒が多いのが事実です。しかし学校側としては、東洋大学へ内部進学は選択肢の一つであって、それのみを目標とした指導は行わないと強調しています。むしろ高い目標をもって学習することを生徒に勧めています。実際に東洋大学へ内部進学する生徒の割合は、中入生の約30%高入生の約50%程です。附属校推薦の定員は160名程度ですが、推薦資格として評定平均や英検、外部模試の偏差値などの基準が設けられております。

国公立大17名
東京外語大1名、東京都立大3名、横浜国立大1名、千葉大2名、埼玉大1名 等
私立大
早稲田大14名、慶應大9名、上智大2名、東京理科大10名
明治大42名、青山学院大22名、立教大20名、中央大27名、法政大46名、学習院大18名 等
東洋大175名(附属校推薦114名)


校舎内の様子です。

 最後に、学校説明会・イベント等の詳細については、こちら  まで。

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posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 塾対象説明会レポート2023
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