映画「容疑者Xの献身」(>>詳しくはこちら)は良いらしい! 原作はご存知のとおり、同名の東野圭吾(>>詳しくはこちら)の直木賞受賞作で、「探偵ガリレオシリーズ」(>>詳しくはこちら)ですが・・・・・今回は、この「容疑者Xの献身」について書いてみたいと思います。私自身はまだ映画を見ていないのですが・・・・・周りで映画を観た人から話を聞くと、映画のラストでは「ボロ泣き」する人が続出しているとか。 「あれ? いつから「主宰のブログ」は映画評論になったの?」と思う読者の方もいると思いますが・・・・・実はそこには、ある事実が・・・・・。
シュサイ:「う〜〜ん。映画「容疑者Xの献身」を観に行きたいんだが・・・・・時間が無い! ブログのネタに観に行こうと思っているのに・・・・・」
キャッツ:「ふ〜〜ん。でも、何で「容疑者Xの献身」がネタになるの?」
シュサイ:「実は、ちょうど小説のほうの「容疑者Xの献身」が直木賞を受賞する直前に、すごくその話題で盛り上がった学校があってね。」
キャッツ:「へ〜〜。どこ?」
シュサイ:「中村中学・高等学校(>>詳しくはこちら)。」
リラックマ:「どうして、盛り上がったんですか?」
シュサイ:「映画で堤真一が演じている石神哲哉は、高校の数学教師という設定なんだけど・・・・・その高校の描写が「中村中学・高等学校」をモデルにしたものなんだ。」
リラックマ:「ほ〜〜。」
シュサイ:「単行本で刊行されたときに、中村に勤めている先生が読んで気がついて、「これってウチの学校のことじゃないの?」と教員室で話題になったんだ。もちろん作中では石神哲哉が勤める学校は、男の子が通っている学校という設定だったし、もともとフィクションの作品だけど・・・・・中村中学校の先生から聞いた話だと、実際にそれらしい数学の先生というのは実在したらしい。つまりモデルがいたらしいんだな。」
キャッツ:「へ〜〜。でも、東野圭吾はどうやってそのモデルになった先生のことを知ったのかしらね?」
シュサイ:「その点は、中村の先生たちも不思議がっていたそうだよ。ちなみにその後、中村中学校ではこのエピソードを学校説明会などの印刷物で使うために、学校についての描写部分の著作権の許可を得るために出版社に連絡したりと、いろいろ大変な苦労をしたっていう話を聞いたよ。」
リラックマ:「著作権問題が厳しくなって、入試問題も国語だけは配布してくれない学校もありますからね。」
シュサイ:「まあ、しょうがないけど・・・・・何とかならないもんかねえ。とにかく、映画が上映しているうちに観に行かなくっちゃ!」
というわけで、中村中学・高等学校のHPではこの話には触れていないのですが・・・・・隠れた事実です。著作権の問題もあるので、実際の描写については掲載しませんが、小説の「容疑者Xの献身」の冒頭部分に石神哲哉の勤める学校について書いてありますので、小説をお持ちの方は、中村中学・高等学校のロケーション(>>詳しくはこちら)と見比べてみると良いと思います。映画はまだ観ていませんが、私自身は「探偵ガリレオシリース」(>>ガリレオシリーズ特設サイト)はすべて読破しています。もちろん新刊の「ガリレオの苦悩」と「聖女の救済」も含めて。それでは、また。
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2008年11月11日
エピソード56:容疑者Xの献身
posted by 主宰 at 10:00| Comment(0)
| きょうのエピソード
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