今日は、中学受験に出題された本をご紹介するのではなく、エクセレントゼミナールの小6の生徒たちの間で読まれている教養本をご紹介します。
小学生たちが学校では教わらないけれど、教養として知っておかなければ困る話題として、ギリシャ神話、旧約聖書、日本神話などがあります。たとえば、ギリシャ神話は星座の名前に、旧約聖書や日本神話のエピソードは国語の論説文などに引用されることが多いのですが・・・これらの由来を知らないと、難関校の国語はできません。
こうした教養分野に関連した出題が多いのが、慶応中等部や御三家中、渋谷幕張中、灘中などです。だからエクセレントゼミナールでは、これら一般教養を養うため、ギリシャ神話や旧約聖書、新約聖書、日本神話などについてのマンガを生徒に読ませています。
今、小6の生徒たちがこぞって読んでいるのは、『マンガ旧約聖書』(里中満智子著、中央公論社)です。

彼らに貸出しているのは文庫版ではなく、私の蔵書のハードカバー版です。里中満智子先生についてはご存知の方も多いと思いますが・・・・日本を代表する漫画家であるとともに、大阪芸術大学の教授でもある方です。その関係で、ギリシャ神話やオペラ、聖書などに関する作品をマンガにして広めているため、大変助かっています(笑) 私は「ギリシャ神話シリーズ」、「名作オペラシリーズ」、「旧約聖書シリーズ」のすべてをハードカバーで所有していたのですが・・・塾の貸出用本棚に「ギリシャ神話シリーズ」を置いておいたら、生徒たちの扱いが悪くてボロボロにされた経緯があり・・・この「旧約聖書シリーズ」は、私自らが直接生徒に手渡しで貸し出すことにしています。そこまですると、無事にキレイな状態で返ってくるからです。
大人も子どもも楽しめて教養が身につく一冊(三巻セットです)になっていますから、勉強の合間に読むと良いと思います。この記事が参考になった方は、応援クリックをお願いいたします!!