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2016年10月11日

小6の本棚 教養本その1:『マンガ旧約聖書』

 今日は、中学受験に出題された本をご紹介するのではなく、エクセレントゼミナールの小6の生徒たちの間で読まれている教養本をご紹介します。

 小学生たちが学校では教わらないけれど、教養として知っておかなければ困る話題として、ギリシャ神話、旧約聖書、日本神話などがあります。たとえば、ギリシャ神話は星座の名前に、旧約聖書や日本神話のエピソードは国語の論説文などに引用されることが多いのですが・・・これらの由来を知らないと、難関校の国語はできません。

 こうした教養分野に関連した出題が多いのが、慶応中等部や御三家中、渋谷幕張中、灘中などです。だからエクセレントゼミナールでは、これら一般教養を養うため、ギリシャ神話や旧約聖書、新約聖書、日本神話などについてのマンガを生徒に読ませています。

 今、小6の生徒たちがこぞって読んでいるのは、『マンガ旧約聖書』(里中満智子著、中央公論社)です。

マンガ旧約聖書(1)

 彼らに貸出しているのは文庫版ではなく、私の蔵書のハードカバー版です。里中満智子先生についてはご存知の方も多いと思いますが・・・・日本を代表する漫画家であるとともに、大阪芸術大学の教授でもある方です。その関係で、ギリシャ神話やオペラ、聖書などに関する作品をマンガにして広めているため、大変助かっています(笑) 私は「ギリシャ神話シリーズ」、「名作オペラシリーズ」、「旧約聖書シリーズ」のすべてをハードカバーで所有していたのですが・・・塾の貸出用本棚に「ギリシャ神話シリーズ」を置いておいたら、生徒たちの扱いが悪くてボロボロにされた経緯があり・・・この「旧約聖書シリーズ」は、私自らが直接生徒に手渡しで貸し出すことにしています。そこまですると、無事にキレイな状態で返ってくるからです。

 大人も子どもも楽しめて教養が身につく一冊(三巻セットです)になっていますから、勉強の合間に読むと良いと思います。この記事が参考になった方は、応援クリックをお願いいたします!!


posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 小6の本棚

2016年09月01日

小6の本棚 論説文その17:『科学は未来をひらくー中学生からの大学講義3』

 ちくまプリマー新書の「中学生からの大学講義シリーズ」は、各分野の専門家たちのオムニバス形式の短編論説文集ともいえるシリーズで、最近の中学入試頻出の論説文といえます。

 今回ご紹介するのは、このシリーズ3巻目にあたる『科学は未来をひらく』です。この巻の著者は、村上陽一郎(科学哲学者)、中村桂子(生命誌研究者)、佐藤勝彦(宇宙物理学者)、高藪縁(気象学者)、西成活裕(数理物理学者)、長谷川眞理子(進化生物学者)、藤田紘一郎(免疫学者)、福岡伸一(生物学者)の8人で、それぞれの専門分野についての論説文が掲載されています。

 それぞれの論説文が科学者の皆さんの文章ですから・・・・・今年の中学入試では4校で出題されましたが、中村桂子さんの文章と長谷川眞理子さんの文章に偏りました。跡見中と品川女子中が中村桂子さんの文章「私の中にある38億年の歴史」を出題、慶應湘南藤沢中と城西川越中が長谷川眞理子さんの「ヒトはなぜヒトになったか」を出題しました。

 理系論説文は国語の問題としてはとっつきにくいので、いわゆる国語が得意な小学生には読みにくい文章といえます。その意味では、読解力を上げるために読むのではなく、やはり科学的論説文として読んで欲しい一冊ですが・・・・・中学受験生であっても、小学生には難解な一冊です。というわけで、この記事が参考になった方は応援クリックをお願いいたします!!

科学は未来をひらく

出題年度および出題校(学校名の後の番号や記号は入試回を表します)

H28 慶應湘南藤沢中
H28 品川女子学院中A
H28 跡見学園女子中T選考
H28 城西川越中特別選抜@

posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 小6の本棚

2016年08月04日

小6の本棚 小説その29:『さくらいろの季節』

 『さくらいろの季節』(蒼沼洋人著)は2014年の「第四回ポプラズッコケ文学新人賞」大賞を受賞した作品で、著者のデビュー作でもあります。12歳の少女たちの教室での日常を描いた作品で、中学受験の題材にはピッタリな作品です。文字も比較的大きく、行間も詰まっておらず、なにより・・・・友風子さんの挿画・挿絵がメルヘンチックなことで、ウチの小6女生徒たちには非常に人気のある一冊です(笑い)

 本年度入試では、学習院中、城北中、大妻中、跡見中の4校で出題されています。気になる出題箇所ですが・・・・・学習院中2回が第二章「ゴールデン・ヘア」から、城北中1回も第二章「ゴールデン・ヘア」から、大妻中2回が第一章「三丁目の幽霊屋敷」から、跡見中3回が第三章「さよなら」からの出題となっています。

 この作品は、中学受験で扱われる小説文の中では、もっとも読みやすい文章のひとつだと思います。少女たちを主人公にした小説ですが、女流作家が描くような微妙な心理描写もほとんどありませんから、小4や小5の生徒、国語が苦手な生徒にもオススメできる一冊です。ただ・・・・・先ほど書いたように、装丁が女の子好みですから、男子生徒は手に取りにくいかもしれませんね(笑) というわけで、この記事が参考になった方は応援クリックをお願いいたします!!


さくらいろの季節[蒼沼洋人]

出題年度および出題校(学校名の後の番号や記号は入試回を表します)

H28年 学習院中A
H28年 城北中@
H28年 大妻中A
H28年 跡見中B


posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 小6の本棚

2016年07月16日

小6の本棚 論説文その16:『シアワセなお金の使い方』

 南野忠晴著『シアワセなお金の使い方』(岩波ジュニア新書)は、「新しい家庭科勉強法シリーズ」の2巻目にあたり、江戸川取手中、山脇中、成田高付中のH28年度入試で出題されました。1巻目の『正しいパンツのたたみ方』(岩波ジュニア新書)もH24年の常総学院中、H25の成田高付中、H26年の茗渓学園中で出題されていて、どちらも小・中学生にとって読みやすい文章になっているといえます。

 筆者は高校の家庭科の先生ですので、堅苦しい話ではなく、グループワークのときのエピソードなどを交えながら、「お金にまつわる話」で授業をするように書かれています。私も「お金」に関する知識や教育は、日本の学生にこそ必要だと思っています。もちろん中高生になれば、「政治経済」という科目があるので、ある程度の基本事項を学ぶ機会はありますが・・・・電子マネーやクレジットカードなど決済方法が多様化し、FXやニーサなど投資手段も多様化する低金利時代においては、きちんとお金を管理する能力を身につけることは生きていくために必要不可欠だと思うからです。その意味では、中学受験生にあらずとも読んでおくべき一冊といえるでしょう。

 さて、気になる出題箇所ですが・・・・・江戸川取手中が「5時間目 お金の出る幕」から、山脇中も「5時間目 お金の出る幕」から、成田高付中も「5時間目 お金の出る幕」からの出題です。実は、中学入試として出題するならこの5時間目しかないんです(笑) 個人的には、「宝くじのシステムの話」や「闇金ウシジマくんの話」のほうが好きなのですが・・・国語の入試問題に使うことのできる正統派の論説文は5時間目に集中しているため、この章からしか出なかったわけです(笑)

 というわけで、「国語力を高めるために読んで欲しい本」というよりはやはり、「お金について考えるために読んで欲しい本」ですから・・・受験生の皆さんには、夏期講習の合間にでも読んでみることをオススメします(笑) この記事が参考になった方は応援クリックをお願いいたします!!

シアワセなお金の使い方[南野忠晴]

出題年度および出題校(学校名の後の番号や記号は入試回を表します)

H28年 江戸川取手中@
H28年 山脇学園中C
H28年 成田高付属中後
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2016年06月21日

小6の本棚 小説その28:『ヒトリコ』

 前回の『屋上のウインドノーツ』に続いて、今回は額賀澪さんの『ヒトリコ』をご紹介します。『ヒトリコ』は第16回小学館文庫小説賞を受賞し、本年度入試では市川中、品川女子中、土浦日大中の3校で出題されました。

 「ヒトリコ」=「みんな」には属さない子という意味で、日都子(ヒトコ)という主人公の名前をもじったものです・・・・単行本の帯に書かれている紹介文には、

『クラスで飼っていた金魚殺しの濡れ衣から壮絶ないじめの対象となった日都子(ひとこ)。小5のその日から、彼女は「みんな」には属さない「ヒトリコ」として生きる決心をする。ヒトリコとして生きる彼女の心の支えはピアノとピアノ教師の偏屈なキュー婆ちゃんだけ。 時は経ち、高校に進学した彼女たちのもとにいじめの原因となった金魚を置いて転向した冬希が戻ってくる。癒えることのない深い深い心の傷を抱えて・・・・。』

 と、いかにも中学入試問題に御誂え向きのストーリーになっています(笑)

 出題箇所は、市川中1回が第2章「ヒトリコと『心の瞳』」から出題、品川女子中1回が第1章「ヒトリコと『アメイジンググレイス』」から出題、土浦日大中2回も第1章「ヒトリコと『アメイジンググレイス』」から出題となっています。第1章の「ヒトリコと『アメイジンググレイス』では、主人公であるヒトリコが物語のキーパーソンであるキュー婆ちゃんにピアノレッスンを申し込む場面からの出題で・・・・・やはり、「人と人との出会いがその後の人生を変える瞬間の場面」が出題されているわけです。

 額賀澪さんの新作には「タスキメシ」、「さよならクリームソーダ」がありますが・・・・・「タスキメシ」を来年度入試で出題する中学校はあるかもしれませんので、合わせて読んでみるといいでしょう。この記事が参考になった方は、応援クリックをお願いいたします!!

ヒトリコ[額賀澪]

出題年度および出題校(学校名の後の番号や記号は入試回を表します)

H28年 市川中@
H28年 品川女子中@
H28年 土浦日大中A

posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 小6の本棚