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2016年12月20日

合否を決める一問:「H27 巣鴨中学校 第1期 算数 5」問題と解答

 「必要ならば〜利用してもよい」ということは、必ず利用するということですから、図2がヒントとなります。図2と相似な三角形を利用して長さを求めていきましょう。また、組み立てた立体の長さを考えるときは、断面をかいて考えましょう。それでは、頑張って解いてみてください!!


27-sugamo-01-05.jpg
posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 合否を決める一問

2016年12月17日

合否を決める一問:「H27 聖光学院中学校第1回 算数 3」解説

(1)
 はじめに配られたとき、5人とも持っている玉の個数が同じになったので、そのときの個数を@個とします。その後、Cは、Bに赤玉を32個渡したので、@−32個になり、DはBに赤玉を80個渡し、Eに青玉を56個渡したので、

 @−80−56=@−136(個)

になりました。よって、CとDが持っている玉の個数の合計は、

 (@−32)+(@−136個)=A−168(個)

となります。また、EはDから青玉56個もらったので、@+56個になりました。ここで、CとDが持っている玉の個数の合計は、Eが持っている玉の個数の合計より、32個多いので、その関係を線分図で表すと、

27-seikou-01-03-zu01b.jpg

となり、上の線分図より、

 @=56+32+168=256(個)

となりますから、最初に袋の中に入っていた玉の総数は、

 256×5=1280(個)

とわかります。


答 1280個




(2)
 Aが持っている白玉の個数は、最初に袋に入っていた玉の総数の40分の1ですから、Aが持っている白玉の個数は、

 1280÷40=32(個)

とわかります。EはDから青玉を56個もらったので、最後に持っていた玉の総数は、

 256+56=312(個)

です。Aが持っている白玉と玉の総数の比、

 32:256=1:8

で、最後にそれぞれが持っている赤玉と白玉と青玉の個数の比は同じになったので、Eが持っている白玉と玉の総数の比も1:8になります。よって、Eが最後に持っていた白玉の個数は、

 312÷8=39(個)

とわかります。


答 39個




(3)
 最後にそれぞれが持っている赤玉と白玉と青玉の個数の比は同じになったので、それぞれが持っている白玉と玉の総数の比はすべて1:8になります。よって、B、C、Dが最後に持っている玉の総数と白玉の個数を調べると、


玉の総数

 256+32+80=368(個)

白玉の個数

 368÷8=46(個)


玉の総数

 256−32=224(個)

白玉の個数

 224÷8=28(個)


玉の総数

 256−136=120(個)

白玉の個数

 120÷8=15(個)

となります。ここまで調べた玉の個数を表にまとめると下の表になります。

27-seikou-01-03-zu02.jpg

 ここで、それぞれが持っている赤玉と白玉と青玉の個数の比が等しいので、A:B:C:D:Eの白玉の個数の比、

 A:B:C:D:E=32:46:28:15:39

と赤玉の個数の比、青玉の個数の比も同じにならなければなりません。また、この比はこれ以上簡単にならないことがわかります。よって、Bの赤玉の個数と青玉の個数は、46の倍数になることがわかります。また、Bは赤玉をCから32個、Dから80個、合わせて112個もらっているので、赤玉は112個以上持っていることがわかり、さらに青玉の個数が最も多いので、赤玉の個数は、

 (368−46)÷2=161(個未満)

であることになります。よって、

 112÷46=2 あまり 20
 161÷46=3 あまり 23


より、赤玉の個数は、46個の3倍となり、青玉の個数は、46個の4(=8−3−1)倍となりますから、赤玉:白玉:青玉は、3:1:4となります。最初に袋に入っていた個数の比も変わりませんので、答えは3:1:4です。


答 3:1:4
posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 合否を決める一問

2016年12月15日

合否を決める一問:「H27 聖光学院中学校第1回 算数 3」問題と解答

 この問題では、(1)(2)(3)と問題の誘導にそって考えていくと考えやすいでしょう。(1)では、A、B、C、D、Eのそれぞれの合計の個数に注目します。(2)では、赤玉と白玉と青玉の合計の個数と白玉の個数の比から考えます。(3)では、全員の白玉の個数を求めてから考えましょう。また、表に整理すると考えやすいでしょう。それでは、頑張って解いてみてください!!


 袋(ふくろ)の中に赤玉,白玉,青玉がそれぞれ何個かずつ入っています。これを小さい箱ですくって,A,B,C,Dの4人に1杯(ぱい)ずつ配り,残った玉をEに渡(わた)したところ,5人とも持っている玉の個数が同じでした。また,Aが持っている白玉の個数は最初に袋に入っていた玉の総数の40分の1でした。
 その後,CがBに赤玉を32個渡し,DがBに赤玉を80個渡し,DがEに青玉を56個渡すと,それぞれが持っている赤玉と白玉と青玉の個数の比は5人とも同じになりました。また,CとDが持っている玉の個数の合計は,Eが持っている玉の個数の合計より32個多くなっていました。
 このとき,次の問いに答えなさい。

(1) 最初に袋の中に入っていた玉の総数は何個ですか。
(2) Eが最後に持っていた白玉の個数は何個ですか。
(3) 最初に袋の中に入っていた玉の中で青玉の個数が1番多いとき,最初に袋の中に入っていた赤玉と白玉と青玉の個数の比を最も簡単な整数比で答えなさい。


(1) 1280個

(2) 39個

(3) 3:1:4

 





posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 合否を決める一問

2016年12月03日

合否を決める一問:「H27 芝浦工業大学柏中学校 第1回 算数 3」解説

(1)

  215×(1+0.08)=232.2(円)

より、232円になります。


答 232円



(2)  消費税が9円となる本体価格は、

 9÷0.08=112.5(円)

より、113円になります。


答 113円



(3)
 消費税が5%のとき、

 1÷0.05=20(円)
 2÷0.05=40(円)
 3÷0.05=60(円)
     …


消費税が8%のとき、

 1÷0.08=12.5(円)
 2÷0.08=25(円)
 3÷0.08=37.5(円)
     …


より、消費税が0円、1円、2円、…になる本体価格は下の表のようになります。

27-sibakasi-01-03a.jpg

消費税が2円になる本体価格は、同じ金額になっていませんので、消費税が同じ金額になる最も高い本体価格は、24円とわかります。


答 24円



(4)
 支払う金額の差が12円になるということは、消費税の差が12円になるということです。消費税の差が12円になる本体価格は、

 12÷(0.08−0.05)=400(円)

からになります。本体価格が400円のとき、5%、8%ともに消費税は、

 400×0.05=20(円)
 400×0.08=32(円)


より、どちらも1円未満を切り捨てない金額になります。(3)より、24円までは消費税の金額が変わらないので、支払う金額の差が12円になる最も高い本体価格は、

 400+24=424(円)

です。


答 424円

posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 合否を決める一問