この問題では、(1)(2)(3)と問題の誘導にそって考えていくと考えやすいでしょう。(1)では、A、B、C、D、Eのそれぞれの合計の個数に注目します。(2)では、赤玉と白玉と青玉の合計の個数と白玉の個数の比から考えます。(3)では、全員の白玉の個数を求めてから考えましょう。また、表に整理すると考えやすいでしょう。それでは、頑張って解いてみてください!!
袋(ふくろ)の中に赤玉,白玉,青玉がそれぞれ何個かずつ入っています。これを小さい箱ですくって,A,B,C,Dの4人に1杯(ぱい)ずつ配り,残った玉をEに渡(わた)したところ,5人とも持っている玉の個数が同じでした。また,Aが持っている白玉の個数は最初に袋に入っていた玉の総数の40分の1でした。
その後,CがBに赤玉を32個渡し,DがBに赤玉を80個渡し,DがEに青玉を56個渡すと,それぞれが持っている赤玉と白玉と青玉の個数の比は5人とも同じになりました。また,CとDが持っている玉の個数の合計は,Eが持っている玉の個数の合計より32個多くなっていました。
このとき,次の問いに答えなさい。
(1) 最初に袋の中に入っていた玉の総数は何個ですか。
(2) Eが最後に持っていた白玉の個数は何個ですか。
(3) 最初に袋の中に入っていた玉の中で青玉の個数が1番多いとき,最初に袋の中に入っていた赤玉と白玉と青玉の個数の比を最も簡単な整数比で答えなさい。
答
(1) 1280個
(2) 39個
(3) 3:1:4