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2009年10月23日

模試の鉄則その7:真の合格判定予想法B

 前回の記事からしばらく時間が空いてしまいましたが、今日は「模試と過去問の差からくる判定のズレ」について書いてみたいと思います。
 
 四谷の合不合判定テストは、小6受験生の合否判定を予想するには最適の模試といえますが、それでも志望校別に見た場合にはいろいろな意味でズレが生じます。
 
 ズレが起きる原因にはいくつかありますので、それについて箇条書きで挙げていきます。
 
 
 @記述式解答が多い難関校ではズレが生じる・・・・・模試では数万人の答案を採点する必要があるため、一般的に記述式解答が少なく設定されています。したがって、開成中の国語・算数、麻布中の国語・算数・理科・社会、桜蔭中の算数、雙葉中の算数などを中心とする記述解答形式の過去問の出来具合と模試の得点ではズレが生じます。これらの志望校については、過去問の出来具合と学校別判定テストなどの成績から合否予想を立てる必要があります。
 
 A国算と理社の配点比率が違うためズレが生じる・・・・・バランス良く4科目得点できる生徒については極端なズレは生じないのですが、まだ暗記事項に弱点を持つ生徒や苦手分野の克服に遅れが出ている受験生のうち、それが理科や社会に集中している人の場合はズレが生じやすい傾向があります。合不合判定テストの配点比率は国算:理社=3:2となっていますが、市川中・東邦大東邦中・女子学院中・フェリス女学院中などは国算:理社=1:1ですし、巣鴨中・豊島岡女子中・雙葉中・浦和明の星女子中・専修大松戸中・麗澤中などは国算:理社=2:1ですから、これらの学校では配点比率によるズレも矯正して考える必要があります。
 
 B試験時間が違うためズレが生じる・・・・・合不合判定テストでは国語と算数は50分、理科と社会は35分という試験時間ですが、解答スピードに問題を抱える受験生の場合は、ここでもズレが生じる場合があります。たとえば、市川中の場合を例にとると、国語も算数も40分であり、特に算数はスピードを必要とします。したがって、ケアレスミスによる失点が少ない受験生であってもスピードが不足する受験生は、過去問演習で算数の得点が伸び悩むわけです。また、豊島岡女子中や浦和明の星女子中などは理科と社会を合せて50分という試験時間ですから、過去問を解く際には、社会を早めに解答してできるだけ理科に時間を割くなどの工夫が必要となるわけです。
 
 C試験問題の難度が違うためズレが生じる・・・・・合不合判定テストの算数では、計算問題や小問集合に始まり、だんだんと難度が高い問題を解くように設定されていますが、実際の入試問題は似たような学力を持つ志願者を選別するための試験問題になっていますので、簡単な問題が出題されない学校もかなりあります。たとえば白百合学園中の算数の問題は、例年計算問題や小問集合は出題されず、各大問の難度は、合不合判定テストの女子算数問題でいうと6番以降の問題レベルのみ6題という出題。しかも試験時間は40分で式や考え方を記述する設問が半数を占めるわけです。したがって、たとえ合不合判定テストである程度の得点力がある生徒であっても、算数の難問が解ける生徒でなければ合格は厳しいのが実情です。
 
 
 このように、あくまでも模試は模試でしかなく、実際に合否を予想するには、過去問演習の得点で判断していくのがベストです。したがって模試の判定に一喜一憂せず、合格可能性についてもひとつの指標だと受け止めるようにしましょう。この記事が参考になったという方は応援クリックお願いいたします!!
posted by 主宰 at 02:00| Comment(0) | 模試の鉄則

2009年10月13日

模試の鉄則その6:真の合格判定予想法A

 模試の結果を真の合格判定に近づけるために必要なテクニックがいくつかありますので、今回はそのひとつをご紹介しましょう。
 
 A模試の平均偏差と偏差値推移に注目する
 
 同じ母集団で出題傾向が同じ模試ならば、平均偏差値が判断材料となります。ここでいう、同じ母集団で出題傾向が同じ模試というのは、たとえば四谷大塚の合不合判定テストのような模試のことです。
 
 四谷大塚の合不合判定テストは、秋は第1回(9月)、第2回(10月)、第3回(11月)、第4回(12月)の全4回のテストが行われます。毎年、第3回(11月)で最も受験者が多くなっていますが、この第1回〜第4回のテストの平均偏差値が受験者本人の実力をあらわした数値に近いといえます。したがって、一番良いときの模試の合格可能性で判断したり、一番悪いときの模試の合格可能性で判断してはいけないわけです。
 
 そして、それ以上に重要なのは、上り調子なのか、下がり調子なのかを判断することです。たとえば第1回が偏差値58、第2回が偏差値56、第3回が偏差値54、第4回が偏差値53だとすると、平均偏差値は55.25になりますが・・・・・・このままだと、中学入試が行われる1月や2月にはもっと悪くなっている可能性が高いわけです。
 
 逆に第1回が偏差値58、第2回が偏差値53、第3回が偏差値54、第3回が偏差値56ならば、平均偏差値は55.25で同じですが・・・・・上り調子なので、1月や2月には偏差値58〜60ぐらいになる可能性が高いわけです。
 
 なぜ、このようなことがいえるのか?
 
 実際の学力と偏差値の間にはタイムラグがあるため、勉強した努力が成績に反映されるまでには2ヶ月〜3ヶ月の月日を要します。そして、模試の難度は第1回<第2回<第3回<第4回の順に次第に高くなっているのが普通です。
 
 したがって、第1回のスタートラインでは、夏期講習での成果で基礎力がついていたから偏差値58だった生徒であっても、その後のテストで下がり調子だった場合には、その生徒の応用力に問題があるとともに秋口に一所懸命勉強しなかった可能性が高く・・・・・上り調子であった場合には、その生徒に応用力がついてくるとともに秋に一所懸命勉強を続けてきた可能性が高いわけです。
 
 一般的に上位校であればあるほど、実際の入試問題は模試の問題よりも難度が高いのが普通です。したがって、特殊な場合を除けば(体調が悪かったのに模試を受験したなど)、模試の成績が回を追うごとに下がっている場合は、入試本番で非常に危険なわけです。
 

 このように、模試単体で成績を見ること以上に、模試全体での成績推移がお子さんの学習状況その他を如実にあらわすことを念頭において、受験パターンの組み立てにお役立てください。次回は、模試と過去問の差からくる判定のズレに関して書いていきたいと思います。この記事が参考になったという方は応援クリックお願いいたします!!

 

posted by 主宰 at 05:00| Comment(0) | 模試の鉄則

2009年10月08日

模試の鉄則その5:真の合格判定予想法@

 小6の模試では、受験者の志望校の合格判定がでるわけですが・・・・・プロから見た場合には、この合格判定が信頼できる学校とあまり信用できない学校があります。

 さらに、その生徒のクセや状況によっても信頼度が変化しますので・・・・・今回は、模試の合格判定をどのように考えていくかについて書いていきたいと思います。ただ、内容が難しくて長くなりそうなので、今回は数回に分けてそれぞれの項目について書いていきます。


@模試の性質の違いに注意



 俗に、中学入試では3大模試と呼ばれる模試があります。まず四谷大塚の合不合判定テスト、次に日能研のセンター模試、そして首都圏模試です。四谷大塚の合不合判定テストは、首都圏最大規模の模試であり、偏差値上位校の合格判定には一番適した模試といえます。



 日能研のセンター模試は、四谷大塚の合不合判定テストと同レベルの模試といえるのですが・・・・・合不合判定テストとセンター模試では、判定に差が出ることが多いのです。



 それはなぜか?



 四谷大塚の合不合判定テストは、テスト問題が男女別に分かれていて・・・・・国語は男女共通問題ですが、算数は男女ですべて別問題、理科は男女で計算問題系が別の設問、社会も男女で少しだけ設問が違うところがあり、男子校と女子校での出題難度の差に配慮した問題となっています。これと比べると、日能研のセンター模試は全科目共通問題です・・・・・したがって合格判定をする模試問題に差があることがひとつの原因です。



 さらに、近年は出題形式が安定してきましたが・・・・・・日能研のセンター模試の出題内容は、特に理科や社会で読解力を要する総合問題としての色合いが濃く出ているため、単純に知識を問う短答式の設問が少なく、女子校を中心に中堅校の判定には不向きな傾向があります。



 逆に首都圏模試などは、算数の出題が易しく、理科や社会も短答式の設問が多いため、男子難関校の判定には不向きです。



 また三大模試ともに、算数では答の数値のみ解答する形式であるため、算数の入試問題が記述式である学校(開成、麻布、雙葉、大妻など)では、模試と同じ受験生が実際の入試を受験したとしても、得点にかなりの誤差が出てきます。



 したがって、模試はあくまでも模試であり、合格可能性は可能性でしかありません。ただし、これらの模試を利用しながら、真の合格判定に近づけることはできるので・・・・・次回はこの点について書いていきたいと思います。この記事が参考になったという方は応援クリックお願いいたします!!

 

posted by 主宰 at 17:56| Comment(0) | 模試の鉄則

2009年09月24日

模試の鉄則その4:志望校の偏差値推移に注目する

 模試で大切なのは、志望校の偏差値推移と母集団の変化へ注目することです。


 どうしても、自分のお子さんが模試を受けていると、一番気になるのは、その子の偏差値が上がったとか、何点取れたとかになってしまうわけですが・・・・・・9月・10月・11月・12月と、模試の回数を重ねるごとに、志望校の母集団にも注目する必要があります。


 たとえば、9月の最初の模試(四谷合不合判定テストなど)では、我が子の偏差値が良くわからなかったりして、第1〜第6の志望校をついつい希望的観測に基づいて記入しがちです。


 ところが、模試の成績表が返却されてくると・・・・・・どうしても現実に直面せざるを得なくなるわけです。


 すると、の模試で記入する志望校が変化します(思ったよりも偏差値が良くて、上位校にシフトする場合もあります)。


 これによって、志望校の偏差値が模試ごとに上下するわけです。


 志望校の偏差値というのは、その学校の「人気度」をあらわす指標であり、その学校の「教育の優劣」をはかるモノサシではありません。


 したがって、本番の入試での志願者動向を推察する上でも、学校の偏差値推移は重要なわけです。
 では具体的に、どのようにして偏差値推移を分析するのかを以下に箇条書きにして解説していきます。



志望校の偏差値推移分析の手法


@同じ種別の模試の偏差値一覧表を用意する
 四谷大塚の合不合判定テストなら、第1回(9月)〜第4回(12月)の80%偏差値一覧表と50%一覧表を用意します。もちろん、現時点では一枚もないわけですが・・・・・例年は第3回(11月)の合不合判定テストが受験者が一番多いので、第1回〜第3回の模試が終了した時点では、ほぼ実際の受験者層が確定してきます。


A志望校別に、80%偏差値と50%偏差値の推移表もしくは推移グラフを作る
 例を挙げて説明すると・・・・A校が第1回の模試で、80%偏差値が55、50%偏差値が50だったとします。そのA校の偏差値が、第2回の模試で80%偏差値が56、50%偏差値が52になった場合は、A校の人気度が上がり、上位の生徒の志望者が増えていることが端的にあらわれているわけです。また、もしもA校の第2回の80%偏差値が55で変わらず、50%偏差値が51に推移したならば、最上位の生徒の増減はあまり見られなかったが、合否ラインをほんの少し超える志望者層が増えたことをあらわします。逆に、80%偏差値が55で変わらず、50%偏差値が49に下がったならば、最上位層に変化は見られなかったが、中堅層の志望者が減り、他校に志望校変更した可能性が高いことを示します。


B模試資料の成績分布表をコピーして、志望校別に母集団推移表を作る
 四谷大塚の合不合判定テストの場合は、模試の結果資料集が成績とともに送られてきます。その資料集には、学校別・入試日別に偏差値の階級値がいくつの生徒が何人その学校を志望していたかの分布表が記載されています。したがって、気になる学校について結果資料集の成績分布表をコピーし、学校別に第1回〜第4回の受験者分布表を貼って、受験者層の推移がわかるような母集団推移表を作ります。すると、これによって、模試の回を重ねるごとに、どの受験者層に異動があったのかがわかります。異動のあった受験者は、その学校を第一志望としている人たちではなく、第4〜第6志望として記入した受験生である可能性が高いため、いわゆる浮動層なわけです。ですから、上位者〜中位者層が増えている場合には、その人たちが合格有望校として記入している場合も多い反面、その学校よりも偏差値が高い学校の受験をやめて安全志向に傾いている場合が考えられるわけです。


Cライバル校にも注目する
 自分の志望校だけにとどまらず、その学校にとってのライバル校の志望者動向も分析する必要があります。もちろんここで言うライバル校とは、同一の日に入試を行っている学校で、偏差値や地域が近く、その学校の志願者が増えたときにはライバル校の志願者が減るなどの影響を与え合う学校のことです(開成と麻布、桜陰と女子学院、などの典型例だけでなく、普連土2次・東京農大2次・広尾学園特待3次・中村特待後期(いずれも2月2日の午後入試です)などの動向も含みます)。これらの分析と直前の志願者数情報に注目すると、実際の入試での志願者動向を推測できるようになるわけです。

 


 数回に分けて模試の役割について書いてきましたが・・・・・今まで見てきたように、模試には、志望校の合格可能性を判断する役割、模試の問題を利用して弱点単元をあぶりだす役割、志望校の志願者動向を分析する役割の3つがあります。これらの役割を十分にわかった上で、秋の模試を120%活用していただきたいと思います。次回は「模試の鉄則その5:真の合否判定予想法」です。今回の記事が参考になったという方は、応援クリックお願いいたします!!

posted by 主宰 at 05:00| Comment(1) | 模試の鉄則

2009年09月18日

模試の鉄則その3:所持品や服装も入試仕様にする

 
 模試の時には、服装や所持品にも気をつけましょう。所持品はともかく服装? と思われる方も多いと思いますが・・・・・服装にも気をつけなければいけない生徒は、受験生本人の面接を入試当日に行う中学校を受験する人です。
 
 午前中にテストを行い、午後に面接を実施するような中学校を受験する場合は、試験中の服装は面接時の服装になります。したがって、ブラウスとブレザーなどで面接に臨む可能性が高いわけですから、最低1〜2度は、本番と同じ服装で模試を受験する必要があるわけです。もちろん、まだ面接のための服を用意していない方は、デパートなどが込み合う前に注文しましょう(笑)。それでは、箇条書きで注意事項を書いていきます。
 
 @腕時計を身につけて受験する・・・・・計算機能やアラーム機能がない、アナログの時計を使ってください。最近は携帯電話を時計代わりにする人もいますが、これはダメです。各中学校の入試要項には、受験当日の注意事項が書いてある場合が多いのですが・・・・・携帯電話は試験場に持ち込めないようになっています。また、計算機能やアラーム機能のついた時計ももちろんダメです。そして、時計算が出題されたときや直観的に残り時間などを判断しやすいため、文字盤の見やすいアナログ時計を用意しましょう。
 
 A教室の一番後ろからでも、黒板の字がはっきり見えるようにする・・・・・視力の良い人はかまいませんが、教室の後ろからだと黒板の字が見えにくいという受験生は、試験中に使わない場合でもメガネを用意するようにしましょう。なぜなら、入試当日には、試験問題の訂正箇所を黒板に書く場合が多いからです。したがって、視力が悪い受験生はもちろん、視力があまり良くない受験生も、メガネの度を早めに調整しておくようにしましょう。
 
 B試験用の筆箱を用意する・・・・・入試当日には筆箱の使用は認められません。したがって、シャープペンは最低2本、削った鉛筆数本を太目の輪ゴムでまとめたもの、少し大きめの消しゴム2個を机の上に出して模試を受験するようにしましょう。シャープペンや消しゴムを2個用意するのは、もちろん片方を落としたときや壊れたときの予備のためです。そして、これらを大きめの筆箱に入れておいて、それを試験用の筆箱にするようにしましょう。
 
 C試験用バッグを用意する・・・・・通塾用のバッグと模試用のバッグの2種類を用意しておくと良いでしょう(日能研の生徒以外ですね・・・・・・笑)。入試時は連日違う学校の入試を受けることになるため、筆記用具や受験票、上履きやお弁当などの所持品に最新の注意を払う必要がありますが・・・・・入試本番では意外と忘れものをするものです(入試当日に我々が腕時計を貸してあげた経験も数度あります・・・・・苦笑)。
 
 D模試試験会場が受験予定校の場合は校内をチェックする・・・・・模試の試験会場が受験予定校になっている方もいらっしゃると思いますが、そういう場合は、トイレの位置や階段の位置、机やイスなど使いやすさ(中学生用と高校生用で机やイスの高さが異なります)などをチェックし、受験の下見と考えましょう(お子さんにチェックするように念を押しておく必要があります・・・・・笑)。
 
 以上の5点に気をつけて、模試を最大限に活用できるようにしましょう。この記事が参考になったという方は、応援クリックお願いいたします!!
 


 

posted by 主宰 at 05:00| Comment(2) | 模試の鉄則